古代エジプトの「死者の書」
古代エジプト文明には多くの書物が残されていますが、その中でも最も古い書物は「死者の書」と呼ばれるものです。
死者の書は、紀元前2686年頃に初めて使用され始めました。古代エジプトの信仰に基づいて、死者が冥界で新しい生活を始めるための指南書として使われていました。
死者の書の中には、冥府に入った死者が通り抜けなければならない門や、神々との対話、健康を維持するための呪文、そして冥界に旅立つための祈りなど、様々な内容が含まれています。
現存する最古の死者の書
現在、死者の書の原本は一点も現存していませんが、手書きの模本は現代まで残っています。
その中でも最も古い死者の書模本は、オランダのライデン大学附属図書館が所蔵する「Papyrus van Ani」と呼ばれるものです。
この模本は、紀元前1250年頃に作成されたもので、約一千年にわたってエジプトで使用されていました。その後、紀元7世紀頃にはガラベヤと呼ばれる布に巻き付けられ、紀元1679年にはオランダ人旅行家によって盗まれ、現在に至ります。
まとめ
古代エジプト文明によって作成された「死者の書」は、世界でも最も古い書物の1つであると言われています。現存する最も古い死者の書模本は、オランダのライデン大学附属図書館が所蔵する「Papyrus van Ani」です。
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