ヨーロッパのお城のトイレ事情

トイレは存在したが…

古代ローマ時代から衛生面が重視されていたヨーロッパ。しかし、中世のお城ではトイレ事情はあまり良いものではありませんでした。中世のお城にトイレがあったとしても、排泄物を流すシステムがなく、糞尿がたまっていく槽(=せいろ)のようなものに貯められていました。

スタッフが手で処理

このため、お城に住む貴族たちは排泄物にまみれたトイレに行くことを避け、部屋の隅に置かれた、使い捨てできる便器を使用することが一般的でした。そして、便器は使用後に従者が処理をする必要がありました。

バケツ投げろ

また、お城にトイレがない場合には、窓からバケツで下に向けて排泄物を捨てていたという記録もあります。これは、お城の周りには遥か先まで水路が整備されていたため、人々は排泄物が流れていく様子を目の当たりにすることはなかったようです。

結局、綺麗なトイレはどうやって作った?

トイレ事情は悪かったものの、ルネッサンス期には衛生面を考慮した洗練されたトイレが作られるようになります。そして、18世紀には便器に水を通して排泄物を流す水洗トイレが一般的になり、現代まで受け継がれています。


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