豆知識1:サジタリウス座A*(Sgr A*)
銀河系の中心には、約400万倍もの質量を持つ超大質量ブラックホールが存在しています。このブラックホールはサジタリウス座A*(Sgr A*)と呼ばれており、太陽系からおよそ2万5千光年離れた場所に位置しています。
Sgr A*はX線や電波、赤外線などの観測から、その存在が確認されています。しかし、光が地球に届くのにかかる時間が長いため、リアルタイムでの観測は困難です。そのため、様々な天文学者が観測データを解析することで、Sgr A*の性質を探求しています。
豆知識2:ブラックホールの質量はどうやって測定されるのか?
ブラックホールの質量は、その周りに存在する物体の動きを観測することで測定されます。例えば、Sgr A*の周りを回る恒星の軌道を観測するなどして、ブラックホールの質量を求めることができます。
また、ブラックホール自体から発せられる放射(アキレス腱放射)を観測することで、ブラックホールの質量やスピンなどを測定することも可能です。
豆知識3:ブラックホールは宇宙を膨張させるのか?
宇宙は現在、膨張を続けています。一方で、ブラックホールは非常に強い重力を持っており、周囲の物体を引きつけるため、宇宙の膨張を妨げる役割を持っていると考えられています。
しかし、それでも宇宙の膨張が続いているのは、膨張を引き止める重力を持つ物質やエネルギー(ダークマター、ダークエネルギー)があるためです。ブラックホールの重力は強大なものの、それでも宇宙の膨張を完全に止めることはできないのです。
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