驚きの発見!クジラの喉にある器官

胃ではなく鳴らすための器官

クジラには、胃以外にも複数の胃袋がありますが、ふたつ目の胃袋には特殊な器官が存在します。その器官は、”肉質咽頭帯”(Phonic Lips)と呼ばれ、クジラの鳴き声を出すために使われます。実は、クジラは声帯を持っていません。肉質咽頭帯が振動することで、クジラは鳴き声を発します。

信じられない音の大きさ!

この肉質咽頭帯によって発せられる鳴き声は、人間が聞こえる周波数帯域を遥かに超えます。通常、クジラは海中にいるため、体が水中に押し込まれることで響き出る音が人間に届かなくなっています。しかし、その音の大きさは恐ろしいほどで、最大で215デシベル(dB)に達するといわれています。比較すると、ジャンボジェットが離陸する際に発する音は、約140dB程度です。クジラの鳴き声は、そのまま人間が聞こえなくても、潮の流れの砂が動くなどして周りの生物たちに大きな影響を与えることがあるそうです。

クジラの種類によって違う音色

さらにクジラの種類によって、鳴き声の種類や音色が異なります。「シロナガスクジラ」の鳴き声は、人間が切ないと感じるような、哀愁感のある音色で知られています。一方、メガトンクジラの鳴き声は非常に深く、重低音のような音色です。

このように、クジラの喉にある肉質咽頭帯は、クジラたちが言葉を交わしているわけではなく、生き物としての特性を持つ音を発していることが分かります。


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