多くの人が印刷というと、活版印刷が発明された15世紀を思い浮かべるかもしれません。しかし、実は活版印刷よりもはるかに古い時代に、印刷技術が存在していたのです。
世界最古の印刷物とは
世界最古の印刷物は、中国の「金文大系」という書物です。この書物は、金文(青銅器の文字)を集めたもので、868年に木版印刷されました。
金文大系の木版印刷は、1枚1枚木版に文字を刻み、紙に印刷するという、現代と同じ方法で行われていました。1,200冊以上もの書物が作られ、当時の中国社会に大きな影響を与えました。
木版印刷の歴史
金文大系は、木版印刷の歴史上で最も古い書物ですが、木版印刷自体は、もっと遡ることができます。中国では、8世紀の唐代には、福建省の人々が木版印刷を行い、仏教の経典や画像を印刷していました。
また、日本でも、8世紀頃から9世紀にかけて、仏教文化が伝来する中で、木版印刷が行われていました。日本最古の木版印刷物は、「信貴山縁起」という書物で、770年頃に作られたとされています。
まとめ
中国の金文大系が、世界最古の木版印刷であり、印刷技術の歴史は非常に古く、中国や日本などで発展してきました。現代の印刷技術には、木版印刷や活版印刷のような歴史ある技術が根付いています。
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