背景
モアイ像とは、イースター島(チリ領)に存在する巨大石像のことである。この島は極めて小さく、面積はわずか166平方キロメートル。しかし、この小さな島に900ものモアイ像が存在するとされる。これらの像は全て火山岩から彫られ、高さは最大で21メートル、重さは75トンにも及ぶものもある。
モアイ像が作られた理由
近年の研究により、モアイ像が作られた理由が確認された。モアイ像は、イースター島の先住民「ラパ・ヌイ」が信仰していた祖先の霊を象徴するものである。彼らは、先祖の霊が自分達を守ってくれると信じていた。モアイ像が建てられたのは、彼らが祖先を崇拝し、自分たちに力を与えてもらおうとしたからである。
世界最大のモアイ像が作られた背景
世界最大のモアイ像は、高さ21メートル、重さ75トンのものである。この像が作られた背景には、政治的な意図があったとされている。建立年代は、1200年から1600年の間である。この時期に、2つの大きな勢力があったとされている。一方は、現在のイースター島の南部に位置する繁栄した村落アヌアカナ(Anakena)、もう一方は北部に位置する繁栄した村落オルンゲ(Orongo)である。
競争が激化したこの時期、両村落はモアイ像の建立競争を繰り広げていた。彼らは、モアイ像を互いに競って、村落の威信をかけていたのである。そして、世界最大のモアイ像は、アヌアカナ村落がオルンゲ村落を圧倒するために建てたとされている。
まとめ
世界最大のモアイ像は、先住民ラパ・ヌイの信仰する祖先の霊を象徴するものである。しかし、その建立には政治的な意図もあった。アヌアカナ村落が、オルンゲ村落を圧倒するために建てられたこの像は、いまもイースター島の観光スポットとして多くの人々に愛されている。
参考文献:
- 世界最大のモアイ像(https://www.travel.co.jp/guide/article/2574/)
- モアイとは何か?(https://easterisland.co.jp/blog/moai_what/)
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