大学の始まり
中世ヨーロッパでは、聖職者になるためには大学での教育が必要でした。そのため各地に大学が作られるようになりました。最も古い大学は、中世イタリアのボローニャにある「ボローニャ大学(Università di Bologna)」です。
設立の背景
1093年、当時イタリアを支配していた神聖ローマ帝国のハインリヒ4世が、ローマ法を教授するためにボローニャ大学を設立したと言われています。当時、ローマ法は全ての教育機関で教えられることができず、特別な学校が必要でした。ボローニャ大学の設立は、ローマ法を学ぶための特別な学校を設けることで、法律家の育成を目的としたものでした。
教育内容
当初は、主に教皇庁や王侯貴族のために法律を教授していましたが、その後医学、哲学、神学などの教育も行われるようになりました。また、講義はラテン語で行われました。現在でも、ボローニャ大学ではラテン語の講義が行われています。
現在のボローニャ大学
現在のボローニャ大学は世界でも有数の老舗大学として知られており、学生数は約9万人に上ります。教育環境が良く、法律や文学などの分野において優れた教育を行っています。また、世界的に有名なアメリカ合衆国のハーバード大学と姉妹提携を結んでおり、国際交流も盛んです。
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