郵便制度の起源
郵便制度は、古代から存在していたが、現代的な制度として発展したのは、英国である。1635年に、首都ロンドンとその周辺にて、郵便配達を行うために、王室命令で「King’s Posts(国王の配達員)」を設置する。また、1657年には、市中での定期的な郵便配達を行うために、私人がポストボックスを設置する事が許可され、さらに郵便料金も制定された。これが現代的な郵便制度の始まりである。
世界初の郵便局
しかし、英国が世界初の国として郵便制度を発展させたとしても、実は世界初の郵便局は、英国以外の国である。それは、ペルシャの首都イスファハンにあった「荷物連れ郵便局」である。
荷物連れ郵便局とは?
この郵便局は、運び屋として働いていた駱駝が、持ち主を失くした荷物を運ぶ仕事をしていた。そのため、荷物や手紙を持っている人たちから「一緒に運んでくれ」の頼みが寄せられるようになり、運び屋が荷物を運ぶ時に、手紙も運ぶようになった。そして、荷物を運ぶ駱駝の背中に、手紙を入れた袋を括りつけるようになった。これが、荷物連れ郵便局である。
荷物関連を超えた、信頼性の高い郵便局
荷物連れ郵便局は、やがて手紙を運ぶ役割が増えていき、最終的には、手紙を運ぶための施設として、イスファハン市内に「Imperial Post Office(帝国郵便局)」が設置された。この郵便局は、信頼性が高いと評判で、手紙や荷物に対する扱いが丁寧なことで知られていた。さらに、現在、世界で使われている「郵便切手」の起源もイスファハンにある。17世紀には、手紙に貼る切手のようなものが使われていたが、その中で、イスファハンの郵便局にて、初めて「切手による郵便料金の支払い」という制度が導入された。
まとめ
英国が現代的な郵便制度の始まりを作ったのに対して、世界初の郵便局は、ペルシャのイスファハンにあった荷物連れ郵便局であり、その後、手紙を運ぶ役割が増えて「帝国郵便局」となる。荷物連れ郵便局は、荷物を運ぶ駱駝の背中に手紙を入れた袋を括りつけていたことから、手紙も運ぶようになった結果、世界初の切手による郵便制度が導入された。
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