バクテリオファージとは?
バクテリオファージは、バクテリアに寄生するウイルスのことです。バクテリアにとっては、天敵ともいえる存在です。
バクテリオファージが発見された経緯
バクテリオファージは、1915年にイギリスの研究者フレデリック・ツヴィンゴ(Frederick Twort)によって発見されました。彼は、膿瘍に感染したミツバチの幼虫に、原因となる細菌を発見した後、その菌が消滅したことに気付きました。
その後、バクテリオファージの研究を進めたフェリックス・ドヘレ(Felix d’Herelle)によって、より詳細な研究がなされ、バクテリオファージの対バクテリア効果が明らかにされました。
バクテリオファージの発見は、医療にどのような影響を与えたか?
バクテリオファージが発見された当時は、抗生物質が存在しませんでした。そのため、細菌感染症には対処することができませんでしたが、バクテリオファージの研究によって、細菌に対する新しい治療法が見出されることになりました。
しかし、バクテリオファージが持つ特性により、バクテリアに対して非常に種類によってその有効性が大きく異なることが判明しました。そのため、バクテリオファージを使った治療法は、現在でも十分な検証が必要とされています。
バクテリオファージが生態系に与える影響は?
バクテリオファージは、バクテリアを寄生することによって、その数を減らします。そのため、バクテリアが少なくなることで、食物連鎖においても影響を与えます。
一方で、海洋においては、バクテリオファージは自然な減衰因子となっています。バクテリアが増殖することによって、多量の有機物が生成されますが、それを分解するのはバクテリオファージです。そのため、自然循環において、バクテリオファージは重要な役割を担っています。
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