背景
エジプトの死者の書には、死者の魂が再誕するために、肉体を保存しておくことが重要であると書かれています。そのため、古代エジプトではミイラ化が行われていました。また、ミイラ化は王や高位者に限られていたため、ミイラの存在は重要視されていました。
ミイラの塔
ミイラの塔は、ヨーロッパの中世に存在した、ミイラを収めた建物のことです。当時のヨーロッパでは、エジプトのミイラを珍重し、ミイラを展示することが流行しました。そのため、多くの貴族や教会で、ミイラを収めた塔が建設されました。
転用された意味
その後、ミイラの塔は、派手な外見に反して中身がないものを指す言葉として、転用されました。これは、19世紀のフランスの劇作家ビクトル・ユーゴーが、優れた外見だが空虚な内容の役者を指して、ミイラの塔という表現を使ったことに由来します。日本では、「見かけだけが立派で、中身がない」といった意味で用いられることがあります。
つまり、ミイラの塔には2つの意味があることがわかりました。
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