豆知識 1:電話交換機の誕生
電話は、19世紀半ばにアメリカ合衆国で考案されました。当初は、電話線の両端にある二つの機械的な装置を操作することで、音声の伝達が可能でした。
しかし、電話線が急速に普及する中、大量のケーブルを一元管理できる方式が必要になりました。そこで、交換手が多数の電話線を繋ぎ合わせ、受話側と話し手側を接続する方式が開発されたのです。
豆知識 2:女性が考案したマトリックス式交換機
当初は、交換手が手動で切り替える方式でしたが、1889年に、アメリカのリーダー・フーパーという技術者が、自動で交換ができる「セレクター」という装置を開発しました。
その後、機械式の電話交換機が数々開発されましたが、1920年代になると、前方の信号を参照して自動で線を接続するマトリックス式電話交換機が開発されました。
このマトリックス式交換機は、アメリカの女性技術者グレース・ホッパーによって開発されたものでした。ホッパーは、女性としては珍しく、数学や物理学の分野で優秀で、第二次世界大戦中には、コンピュータプログラムの開発にも携わっていました。
豆知識 3:近代的な交換機の発展
その後、マイクロプロセッサー技術の発展や、デジタル信号技術の導入などによって、交換機は安定性や機能性、コスト面などの点で大きく進化しました。
20世紀の末には、インターネットの普及に伴い、IP電話と呼ばれるVOIP技術が注目され、交換機もIP化されるようになりました。
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