海老蔵菖蒲とは
海老蔵菖蒲(えびぞうしょうぶ)とは、菖蒲の品種のひとつであり、「万葉集」にも詠まれた和の花の代表選手です。海老蔵菖蒲という和名は、花の形が海老の尾のように捉えられることから名付けられました。
「万葉集」と海老蔵菖蒲
「万葉集」は、日本最古の和歌集であり、編纂は7世紀から8世紀にかけて行われました。この中には、海老蔵菖蒲を詠んだ和歌が2つ含まれています。
「海人(あま)の
船乗りし時に
咲きにける
海老蔵菖蒲(えびぞうしょうぶ)の
花の色かは」という和歌は、
海人(あま)が漂泊中に出会った海老蔵菖蒲の美しさを詠んだもので、
和歌に詳しい人々には有名な句となっています。
また、「万葉集」には、
「鎌田の
池に高維(たかえ)の
扇かざし
海老蔵菖蒲
あらはれける」という和歌もあります。
海老蔵菖蒲の栽培
海老蔵菖蒲は、根茎を用いた増殖がしやすく、昔から庭園や池の周辺で栽培されていました。現在でも日本全国で栽培されており、その美しさから花壇などの観賞用にも利用されています。
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