通貨に描かれた動物の意味と由来
世界中のお金には、国の特徴や文化、歴史などを表現するために、さまざまなデザインが施されています。中には、動物をモチーフにしたものがあります。今回は、そんな通貨に描かれた動物の意味と由来について紹介していきます。
1. カナダの1ドル硬貨 “ロニー”
カナダの1ドル硬貨には、ロバート=ロバルト・ボールドウィン卿とサー・ジョン・A・マクドナルドの肖像画が描かれています。しかし、隠れた主役は背景に描かれた「ロニー」という名前のロバです。ロニーは、カナダ・パシフィック鉄道の建設中に使われたロバで、道路建設や砂利運搬に使われたそうです。
2. ニュージーランドの1ドル硬貨 “Kiwi”
ニュージーランドの1ドル硬貨は、キーウィ(ニュージーランドの国鳥)が描かれています。また、ナチュラル・エンヴァイロメント・アンド・ワイルドライフ・プログラムの一環として、1970年代に導入されました。なお、キーウィは夜行性の鳥で、ニュージーランドには現在、約50000羽が生息しています。
3. オーストラリアの10セント硬貨 “エミュー”
オーストラリアの10セント硬貨には、エミューが描かれています。エミューは、オーストラリア原産の飛べない鳥で、高速で走ります。オーストラリアを代表する野生動物のひとつです。
4. イギリスの50ペンス硬貨 “ベンジャミン・ブリタニア”
イギリスの50ペンス硬貨には、女神ブリタニアが描かれています。女神ブリタニアは、全身に兜と盾を身に付け、たいへん勇ましく描かれています。また、硬貨の端には、ベンジャミン・ブリタニアという名の大きなシップが描かれています。この船は、かつてイギリス海軍の旗艦として活躍したそうです。
5. 日本の5000円札 “橋と鳶”
日本の5000円札には、名古屋城をはじめとする天守閣の絵が描かれています。また、背面には、錦鯉が、左右に「招き猫」が描かれています。しかし、目を引くのは、鳶(トビ)です。鳶は、古くから綱引きの直線を引くために使われ、現在でも建築現場で技術の高い職人には「鳶職」と呼ばれる人々が働いています。
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