天王様の奇跡
天王祭(てんのうまつり)は、大阪市の天王寺区で毎年7月に行われる祭りです。かつては大阪三大祭りの一つに数えられていましたが、現在は四季折々の行事・祭りに加える形で開催されています。
天王祭の由来は、672年に天智天皇が病に倒れたとき、天皇が立派な蓮の花を見下ろす夢を見たことから発祥しました。翌日、天皇が蓮の花を求めて使者を派遣すると、天王寺(当時の名称は芝草山)に一本の蓮の花が開花していました。天皇が治療のためにこの蓮の花を求めたことから、この地に天王信仰が広まりました。
三島由紀夫も愛した祭り
天王祭には、そんな天王信仰にちなんで、大きな蓮の花や、天皇に仕える官吏の衣装を身に付けた人々など、江戸時代以来の伝統が残されています。
また、作家の三島由紀夫もこの祭りを愛しており、『五人の女と三人の男』の中で天王祭を舞台にしたエピソードが描かれています。
おわりに
天王祭は、天王信仰の起源にまで遡る古い歴史を持ち、大阪市内でもトップクラスの大規模な祭りとなっています。この祭りを観に行くと、大阪ならではの文化や伝統を感じることができます。ぜひ、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
参考文献:
『天王寺区公式ホームページ』
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