中世ヨーロッパにおける馬の防具について

背中につける鎧「バックラー」

中世ヨーロッパにおいて、騎士は戦場での馬の防御力を高めるため、馬に装着する防具を多用しました。その中でも背中につける鎧は「バックラー」と呼ばれ、馬の背中を守る重要な役割を担いました。バックラーは厚い皮革製の台の上に、金属製のプレートを重ねて作られていました。この鎧には、敵の攻撃から馬の背中を守ると同時に、馬にとっては荷物を運ぶ際にも役立つという利点がありました。

首に巻く防具「カペト」

バックラー同様に、馬の首に巻くことで防御力を高める防具があります。それが「カペト」と呼ばれるもので、馬にとって重要な首の部分を守ると同時に、騎手が乗っている時には頭部を支える役割も持っています。カペトは編み上げられた皮革で作られており、金属製のプレートを縫い込んでいる場合もあります。

目の前の防具「バイザー」

馬の顔面を守るためにつけられる防具が「バイザー」です。馬の目の前につけられたプレートが特徴で、敵の攻撃から目や鼻、口などの重要な部位を守ります。また、戦争用馬の場合は、馬の視界を通常よりも制限することで、戦場で騎士の命令に忠実に従わせるためにもバイザーが使われていました。


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