「葱」とは
「葱」は、沖縄県を除き、日本全国で栽培されている野菜の一つで、同じアサツキ科の「ニラ」と似た形状をしています。さまざまな料理に使われ、日本人にはおなじみの野菜の一つです。
葱の歴史
葱の歴史は古く、縄文時代の遺跡からも発掘されています。また、葱は中国から古代のころには入ってきており、和歌山県にある古墳からも葱の種が発掘されています。平安時代には、葱は南京産や福州産のものが貴重品とされ、上流階級の食卓に並びました。
葱の由来
「葱」の漢字には、「春秋時代」に書かれた『韓非子』の「葱盗章句下」が影響しているとされています。この章は、身の財産を盗まれた男が、葱を丸かじりしたために、葱の匂いを駆使して身の財産を追えたという話です。このことから葱が「酷」や「厚墨の証」と呼ばれ、人に財産を奪われたことを表すことがあったといわれています。
また、古代中国では、「葱」を使って文字を書いたことが、2,000年前の竹簡から確認されています。このことから、「葱」は中国古来からの大切な食材であり、文化的な価値をもっていたことがうかがえます。
まとめ
日本の「葱」は、古くから日本人にとって身近な野菜として存在してきました。歴史的に見れば、中国から日本に伝わったものであり、その由来は古代中国までさかのぼることができます。今でも、日本の様々な料理に欠かせない「葱」は、私たちにとってなじみ深い野菜の一つとなっています。
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