カニの甲羅は本来透明色
実はカニの甲羅は本来透明色で、赤色はカニが死んでから変色して赤くなるのではなく、生きている時から赤い色を帯びています。これは、太陽光線を反射して黄色や赤色に見えるカロテノイドと呼ばれる色素が含まれているためです。これは、カニが肌や甲羅の病気予防や抗酸化作用を持つたんぱく質の一種であるアスタキサンチンを作り出すために必要な成分でもあります。
赤色の甲羅が危険を知らせるシグナルとなる
赤い色は、カニが危険にさらされていることを知らせるシグナルとしても機能しています。カニは驚いたり怒ったりすると、赤い色がより強くなることがあります。また、卵を産み落とす成体のヒメベニズワイガニは甲羅が紅色に輝くことで、タコやカサゴなどの天敵に襲われるリスクを減らそうとします。
カニの種によって甲羅の色は異なる
一般的には、日本で食用としてポピュラーなズワイガニの甲羅は茶色っぽかったり黄色かったりしますが、ブルーキングクラブやダンジネスクラブなど、海外地域に生息するカニの種類は青色や緑色をしているものも存在します。また、サンゴカニのように色が透明もしくは白であるものもあります。
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