豆知識
ボラーン族語は、ラオス共和国に住むボラーン族の言語で、母音体系(単母音体系)を持つ言語である。母音体系とは、日本語や英語など多くの言語で、母音が”あいうえお”のように5個か6個程度しか存在しない体系のことを指すが、ボラーン族語では16個の母音が存在する完全な母音体系となっている。
詳細
ボラーン族語は、LaosのChampasak州、Sekong州、Salavan州に住むボラーン族の言語で、シナ・チベット語族・カム・サル語派に属する。母音体系の特徴の一つに、単母音が存在しないことが挙げられる。例えば、「a」といった、一つの母音音素が単独で存在することはなく、「aa」「ae」「ai」「ao」「au」など複数の母音が合わさって一つの音を形成する。また、コンピュータ上では、複数のUnicodeコードポイントで表現される必要がある。
この極めて珍しい体系は、言語学上非常に興味深いものとなっている。ただし、単独で存在することはあまりなく、周辺地域の言語や方言が影響を与えることがあるため、完全な16母音を認識することは困難である。
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