ヨハネ・グーテンベルクが印刷した聖書
世界初の活版印刷術を発明し、「グーテンベルク聖書」という名の印刷聖書を作り出したドイツ人、ヨハネ・グーテンベルク。この聖書は、翻訳された内容だけでなく、その印刷技術の驚異的な美しさでも有名である。
バイブルの翻訳は各国で数多く行われてきた
翻訳されたバイブルの言語は多岐にわたり、アラビア、中国語、フランス語、ドイツ語、日本語、スウェーデン語など、多くの言語に翻訳されている。しかし、最も古いバイブルの翻訳言語はどれかと問われると、それはラテン語である。
ラテン語で翻訳された古代聖書「ヴルガータ」
ラテン語は、古代ローマ帝国が栄えた当時から受け継がれている言語で、古代文明やキリスト教文化の大切な資料を残している。そして、聖書のラテン語訳、「ヴルガータ」は、最も古い翻訳聖書とされている。
4世紀に書かれたラテン語訳聖書は、「イタラ」と呼ばれ、この聖書を用いてカトリック教会の儀式も行われたという。しかし、8世紀になると原典のヘブライ語やギリシャ語を完全に取り入れた「ヴルガータ」が作られ、文字盤の聖書は漸次廃れていったのである。
ラテン語が用いられた「ヴルガータ」は、カトリック教会で広く用いられてきた。今でもカトリック教会では、特別なミサでこのラテン語聖書が用いられていることがある。
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