鹹水の成分について
鹹水は、海水中の様々なイオンが溶け込んでいる水のことです。主な成分は、ナトリウム(23,000ppm)、塩化物(35,000ppm)、マグネシウム(1,290ppm)、カルシウム(400ppm)などの微量元素です。逆浸透膜を用いた水処理技術で普及しているのも可溶性塩類の少ない水となっています。
鹹水を上手に利用する方法
鹹水は、農業用水やプール用水、冷却塔用水など、様々な用途に利用されていますが、近年注目を集めているのが、鹹水を使った発電技術です。鹹水を逆浸透膜でこすり、純水と一部の塩は残し、残りの濃い鹹水で発電するというものです。太陽光発電と組み合わせることで、環境に優しいエネルギー源になります。
海水に含まれる金・銀・プラチナ
海水には、極微量ですが金や銀、プラチナなどの貴金属が含まれています。1,000リットルあたり、金がわずか0.01グラム、銀が0.14グラム、プラチナが0.002グラムといわれています。そのため、過去には海底に沈んだ沈没船から貴金属を回収するための魚雷が実際に作られたこともあるそうです。
世界の鹹水消費量
鹹水は地球上に豊富に存在するものの、その消費量は増え続けています。世界的には、年間500億m³以上の鹹水が使われており、農業用途が最も多く、次いで工業用途、家庭用途が挙げられます。また、鹹水を淡水に変換する技術の開発も進んでおり、貧困地域での水不足解消などにも有望です。
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