何かと関係が深いアメリカの文化
パッチワークは、布くずを取り合わせて作る手芸の一つです。今日ではベッドカバーやクッションカバーなど、インテリアのアクセントとして定着したものもありますが、元々は贅沢品ではなく、効率的に物を作る必要があった家庭で、布切れを活用して作られたとされています。
現代の西洋文化において、特にアメリカ文化との関わりが深いのがパッチワークです。アメリカでは、19世紀に入り、先住民や黒人奴隷の影響も受けた民族衣装が生まれ、その中にパッチワークが取り入れられたとされています。
また、アメリカ南北戦争時には、布不足のためにパッチワークブランケットが大量に作られ、それが南北戦争時の象徴的な文化となりました。
西洋の聖書にも登場する?
パッチワークは、西洋の聖書の中にも登場します。旧約聖書「創世記37章」には、主人公ヨセフが自分の多彩な色の外套を兄弟たちから取り上げられ、切り刻まれたことが記されています。この外套は、古代のエジプトのパッチワークからヨセフが生まれたヘブライ文化の色彩感を表していたのではないかと言われています。
日本でも独自の発展が
日本では、パッチワークは「コラージュきもの」という形で独自の発展を遂げています。これは、和風の着物に、ヨーロッパやアジアの布地を合わせたもので、現代のアーティストなどにも人気があります。
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