世界最古の書籍




背筋が寒くなる豆知識!

知っていますか?世界最古の書籍は、紀元前2600年頃に作られたとされる「エジプト死者の書」なのです。

エジプト死者の書とは?

エジプト死者の書は、「死後の世界の冒険」を描いたもので、古代エジプトの葬儀において使用されました。

この書籍は、死者が冥界で死後の旅をする際の道標や呪文、儀式の説明が書かれています。

また、死者の魂が冥界で神々と対話する場面も描かれており、エジプトの信仰や宗教観が垣間見えるものとなっています。

書籍の保存状態

エジプト死者の書は、紀元前2600年頃に作られたにも関わらず、現在でも一部が保存されています。

これは、古代エジプト人が死者を弔うために、この書籍を墓に埋めていたためです。

墓の中は湿度が低く、温度変化が少ないため、書籍が保存されやすい環境となっていました。

豆知識をもう一つ!

エジプト死者の書は、紀元前2600年頃に最も古いものとして知られていますが、他にも紀元前3000年頃に作られた「エジプト乳母の書」が発見されています。

この書籍には、母親が子どもに対して行うお祈りや、乳児の健康を守るための呪文が記されています。

古代エジプト人は、神秘的な力があると信じられていた書籍を大切に保管していたことがうかがえます。


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