はじめに
イチゴを果物だと思っていませんか?実は、イチゴは見た目が果物に似ているものの、科学的には果物ではありません。
イチゴはどうして果物ではないの?
果物は植物の花の中にできる卵細胞が受粉され、種子を作ることで形成されます。一方、イチゴは花の中にできる卵細胞が受粉されず、根元の部分が太り、赤くなります。つまり、イチゴ本体は花の子房から発達した組織であり、果実ではないのです。
イチゴは「偽果」と呼ばれる
イチゴのように花の子房が太って食べられるものは、「偽果(ぎか)」と呼ばれます。他にもパイナップルやいちじくもこの偽果に分類されます。一方、本当の果実にはリンゴやバナナ、梨などがあります。
栄養価は果物と変わらない
イチゴが偽果であるとしても、栄養価には変わりありません。実際、イチゴにはビタミンCや食物繊維、ポリフェノールなどが豊富に含まれており、健康や美容に良いとされています。
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