はじめに
日本の切手の裏面には、その年発行された切手とは関係のない、外国の景色が描かれていることがあります。特に、多くの場合、切手に描かれるのはシベリア鉄道の絵です。なぜ、日本の切手にシベリア鉄道が描かれているのでしょうか。
背景
実は、シベリア鉄道と日本との関係は古くからあります。19世紀後半、シベリア鉄道建設のために、多くの中国人労働者が動員されましたが、中には深刻な虐待を受けたものもいました。当時、日本では、シベリア鉄道建設に対する抗議運動が高まっており、多くの人々を引きつけました。
切手に描かれたシベリア鉄道
そこで、日本の切手にシベリア鉄道が描かれるようになったのは、1930年代初頭のことです。当時、日露間の外交情勢は緊迫しており、切手にシベリア鉄道を描くことで、日本国民に対するシベリア鉄道の恐怖を喚起するとともに、対露政策を推進する意図があったとされています。
まとめ
結局のところ、日本の切手にシベリア鉄道が描かれるようになったのは、政治的な意図によるものであったとされています。今では、シベリア鉄道はロシアのシンボルの一つとなっていますが、当時の日本においては、恐怖の象徴であったようです。
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