世界で最も高い山はエベレストではない!

マウナケアの存在

エベレストは一般的に「世界で最も高い山」として知られていますが、実はその栄冠はハワイのマウナケア山にあることをご存知でしょうか。

マウナケアの標高

マウナケア山は、標高4,207メートル(13,802フィート)あります。エベレストが規定されている標高8,848メートル(29,029フィート)に比べるとかなり低いですが、ここで注意しなければならないのは、マウナケア山の標高は海抜ではなく、山の基部からの高さで計測されている点です。

マウナケアの高さの真実

マウナケア山の基部は海面下の水深5,998メートル(19,680フィート)の場所に位置しています。このことから、マウナケア山の全体の高さは実際には8,205メートル(26,755フィート)になります。この標高の計算方法を「基底から頂上までの高さ」といいます。

エベレストの標高

一方、エベレストはヒマラヤ山脈に位置しており、その基底は海抜0メートルです。エベレストの標高は海抜からの高さで計測されているため、そのままの8,848メートルが公式な標高として認められています。

結論

つまり、マウナケア山は基底から頂上までの高さが8,205メートルであるため、海抜からの高さで測定されるエベレストの8,848メートルよりも実際には「高い」と言えるのです。ただし、マウナケア山は火山のため、山頂部には施設や研究所などが存在しており、実際に登頂することは一般に許可されていません。


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