世界一高い山はエベレストではない



豆知識・雑学

エベレストが一般的に知られている世界一高い山であることは間違いありませんが、実はそれは正しくありません。

実は、エベレストは最も高い山ではありますが、地球上で最も高い場所はエベレストではなく、 ヒマラヤ山脈全体の中の1峰にすぎません。

1999年にアメリカ合衆国の学術団体であるナショナル・ジオグラフィックソサエティが行った測定により、 ネパールと中国の国境に位置するエベレストの標高は8,848メートル(29,029フィート)とされています。

しかし、海面から最も遠い地点はエベレストでもなく、ネパールから南に約2,250キロメートル(1,400マイル)離れた洋上に存在するチモール海溝のヒグ・グランデ(Peak of Hig Grande)という場所です。

ヒグ・グランデの海底までの距離はエベレストの標高よりもはるかに深く、おおよそ10,920メートル(35,827フィート)です。

つまり、エベレストは地上で最も高い山である一方、地球上で最も遠い場所はヒグ・グランデとなっています。


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