多くの宇宙船が宇宙で使っている音
映画やテレビ番組では、宇宙船が飛ぶときに「ブンブン」という音がすることがあります。しかし、実際の宇宙では音は伝わりません。なぜなら、宇宙は真空であり、音が伝わるためには物質の振動が必要だからです。
太陽の重力による時間のずれ
太陽の質量は非常に大きいため、その周りの空間は曲がっています。これにより、太陽の近くでは時間が速く流れ、遠くになるほど時間が遅くなります。最も極端な例としては、太陽の表面と地球の間では、1年で歳をとるのに10秒程度かかると言われています。
宇宙には何百億個もの銀河が存在する
地球から見える銀河は、わずか数十個ですが、宇宙全体には何百億個もの銀河が存在しています。これらの銀河は、それぞれが何兆もの恒星で構成されており、私たちの銀河系もその一部です。
地球にある全ての金属は恒星が作り出したもの
地球上の金属は、実際には恒星の内部で生まれました。恒星は、水素やヘリウムなどの元素から、高温・高圧の環境で核融合がおこなわれることによって重い元素を作り出します。その後、恒星が爆発し、その中に作り出された重い元素が宇宙に放出されます。そして、これらの元素が宇宙空間を漂いながら、銀河や惑星などを形成するのです。
宇宙空間には無重力ではない
一般に、宇宙空間は無重力だと考えられていますが、実際には微弱な重力が存在します。たとえば、地球と月の間の重力の影響で、宇宙船や人工衛星は微妙に軌道をずらしたり、引力に引き寄せられたりします。また、宇宙ステーション内では、回転によって人工的な重力を作り出しています。
宇宙飛行士は宇宙で長く滞在すると身長が伸びる
宇宙では重力が非常に弱いため、体の筋肉や骨にかかる負荷が減ります。そのため、宇宙船に長期間滞在する宇宙飛行士は、体が伸びることがあります。しかし、地球に戻ってくるとすぐに元の身長に戻ります。
宇宙にはおいしい匂いがある
宇宙に出たことのある宇宙飛行士は、宇宙空間には独特の匂いがあると言います。これは、宇宙の微粒子が宇宙船や宇宙服の素材と反応して生じる匂いで、燃料や金属のニオイに似ているとされています。
宇宙空間では火は青い色に見える
地球上では、火は通常、オレンジや黄色などの色に見えますが、宇宙空間では青い色に見えることがあります。これは、宇宙には酸素が少ないため、燃えるときに放出される光が青にシフトするためです。
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