1. 選ばれし水
地球上の水は、97.5%が塩水であり、2.5%が淡水です。そのうち、凍結している氷が約2%、河川や湖、湿地などの表面水が約0.5%、地下水が約0.5%です。地球上の水資源のうち、飲み水として利用できるのはたったの0.3%程度なのです。
2. ブルーホールとは
ブルーホールとは、地中海やカリブ海などに見られる海中の地形です。円形や楕円形をした深い穴で、主に溶岩などの侵食によってできます。深い場所では、周囲の海水との温度差が生じるため、水温や塩分濃度が変わり、独特な生態系が形成されています。
3. 最も深い湖、バイカル湖
ロシアにあるバイカル湖は、世界で最も深い淡水湖です。湖の最大の深さは約1642メートル、容量は約23600立方キロメートルもあります。湖内には約1700種の動植物が生息しており、特にエンドレミック種(この湖だけに生息する種)も多いことで知られています。
4. 雨の水の謎
雨水は、空気中の水蒸気が冷えて液体の水となり、雲の中で成長し続けることでできます。しかし、雨水の中に含まれる微小な水滴は、必ずしも雲の中ですべて一つの微粒子から成長するわけではありません。実は、微細な粒子や微生物などの表面に水滴が沈着し、次第に成長して雨となることが多いのです。
5. 生命の源、水
地球上の生命のほとんどは水に依存しています。水は細胞内で化学反応を促進し、栄養物の運搬や廃棄物の排出を助ける重要な役割を果たしています。人間の体の約60%が水で構成されており、飲み水は命の維持に欠かせないものです。
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