闇金の由来とは？

豆知識

闇金は、貸し付けや回収行為が法律によって禁止される「違法な金融業者」のことを指します。

闇金の起源は江戸時代に遡ります。当時、武士や町人が生業としていた「借金取り」が始まりです。借金取りは貸し付けを行うため、信用があると借金を返済してもらえる可能性が高くなりました。

しかし、借金取りが多くなるにつれ、多重債務や過剰な利息、強引な債権回収が問題となり、1873年に「借金取締規則」が施行され、借金取りは禁止されたのです。

現代の闇金は、法律で定められている貸金業法に従わず、違法な貸し付けや回収行為をしている業者のことを指します。高額な利息や過剰な返済要求、債権回収には暴力や脅迫がつきものです。

闇金には手口が多種多様で、携帯電話やインターネットを使って営業を行うものもあります。一方で、暴力団と関係のある闇金業者も存在しています。

違法な金融業者から借り入れをすると、高額な利息や返済も辛いことになる可能性が高いです。合法的な金融機関からの借り入れを検討し、利用前には必ず「貸金業登録番号」を確認することが大切です。

また、もしも闇金に関わってしまった場合は、警察や弁護士に相談をすることが望ましいです。