イチゴは実は「ヘクタールあたりの収穫量」が最も多い果物ではない

イチゴは実は収穫量が多くない

一般的に、イチゴは収穫量が多い果物として知られています。しかし、実はそれは誤解であり、ほかの果物に比べるとあまり収穫量が多くありません。

「ヘクタールあたりの収穫量」とは？

果物の収穫量は「ヘクタールあたりの収穫量（kg/ha）」という単位で表されます。これは1ヘクタールあたりに収穫できる果実の重量を表しています。

イチゴの「ヘクタールあたりの収穫量」は？

2018年の統計によると、ヘクタールあたりのイチゴの収穫量は7,548kgでした。これは果物の中でも上位に入る数字ですが、最も多い果物ではありません。

最も多い果物は？

最も多い果物は、なんとスターフルーツです。2017年時点でのヘクタールあたりの収穫量は30,276kgでした。この数字はイチゴの約4倍に相当します。

まとめ

イチゴは収穫量が多いと思われがちですが、実際にはスターフルーツなどの果物がより多く収穫されています。果物の収穫量を比較する際は、「ヘクタールあたりの収穫量」を比較するようにしましょう。

参考資料：国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構「平成30年産果樹統計年報概況」