筆記体と印刷体の違い

筆記体は段々になりやすい

筆記体は、ペンや筆で手書きするため、文字の線が曲がったり、細かいところが凸凹になりやすい傾向があります。そのため、ひとつの文字の中でも、上下左右にこびりついた部分があったり、段々になっていたりするものが多いです。

印刷体は均一な線が特徴的

一方、印刷体は型を使って印刷されるため、文字の線が均一で滑らかです。正確に文字が書かれており、上下左右のバランスが整っています。また、大文字と小文字のサイズやバランスにも注意が払われています。

文字が消えても読めるニュースの紙

エストニアの新聞「Postimees」は、天候が悪いときや路面電車が通過する場所などでは、紙に印刷された文字が見えなくなることがあります。そこで彼らは、水性テクノロジーを使用して、時間が経っても文字が消えにくい紙（Fogra認定）を開発しました。この紙で作られた印刷物は、長年保存することができます。