アメリカの50州は全て英語の公用語になっている

豆知識

アメリカ合衆国は英語以外にもスペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、中国語、日本語など、様々な言語が話されています。しかし、アメリカ合衆国には公用語が存在します。そして、その公用語は何と全ての州で英語になっているのです。

詳細

アメリカ合衆国には多様な民族や文化があり、多種多様な言語が話されています。しかし、政府の公文書や公的な会話には英語が使われ、政府機関で働く人たちは全員英語を話せることが求められます。

公用語が英語になるきっかけは、アメリカ合衆国が独立後、国家の統一を目指す上で必要だったためです。様々な民族が暮らす中で、共通の言語を持つことで一体感や団結力が生まれると考えられたためです。そして、1780年に制定されたコモンウェルスの憲法により、公用語が英語に定められたのです。

しかし、現在でも公用語が英語になっていることに対して賛否両論の意見があり、公用語を複数にすべきとする主張もあります。