カラスの驚くべき記憶力
カラスはコンピューターゲームで人間より優れた成績を収めるほど、知的な生き物として知られています。しかし、その記憶力もまた驚くべきものがあります。
実験結果
ある実験では、カラスが食べ物を手に入れるため、カラスを捕まえて半分に切り、1つの半分を食べ物を入れる容器と一緒に置きました。それからカラスを放し、2週間後に同じ場所にカラスを持って行き、また容器を置きました。
すると、カラスは容器を開けて、中にある食べ物を取ろうとしました。そして、この実験を何度も繰り返した結果、カラスは容器が食べ物を含んでいるかどうかの判断力を身につけ、なおかつ同じ方法で開け方を覚えることができました。
カラスの顔の記憶力
次に、カラスの顔の記憶力について調べられた実験があります。この実験では、カラスに2人の人間を見せ、1人は良い扱いをし、もう1人は悪い扱いをします。そして、1年後に同じ2人の人間をカラスに見せました。
すると、カラスは良い扱いをした人間を覚え、悪い扱いをした人間を攻撃するようになったのです。このことから、カラスは一度見た人間の顔を覚え、その人間に対して適切な対応をとることができるとされています。
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