日本酒の種類について

日本酒は米、麹、水、仕込み水で作られる

日本酒の原材料は、米、麹、水、仕込み水の4つです。麹は、米麹という蒸した米に麹菌を繁殖させたもので、日本酒の風味や味わいをつくる重要な役割を担っています。

日本酒には、純米酒、吟醸酒、大吟醸酒、普通酒、本醸造酒などの種類があります。

純米酒は、米と麹と水だけを使って醸造された酒で、お米の旨味をそのまま味わえます。吟醸酒は、厳選された酒米に麹をまいたものを低温で醸した酒で、やわらかな口当たりが特徴です。大吟醸酒は、更に贅沢な酒米や麹で作られ、非常にフルーティーで華やかな味わいがあります。

日本酒のアルコール度数は軽めで、平均16%程度です。ただし、吟醸酒や大吟醸酒などは、より低いアルコール度数が多く、12～14%程度の酒もあります。

日本酒は、燗にすることで風味が増し、飲みやすくなります。一方、冷やして飲むと、爽やかな味わいが楽しめます。また、種類によっては、中温で飲むことをおすすめするものもあります。