音楽の話

バッハは盲目のオルガン奏者とコンクールで出会った

バッハといえば、音楽史に残る大作曲家。しかし、彼が盲目であったことをご存知でしょうか？彼は幼少期から目が不自由で、父親に連れられてオルガン楽師に弟子入りしました。その後、コンクールで出会った盲目のオルガン奏者がバッハを聞くために、自宅まで足を運び、彼の演奏を聞いたそうです。二人は自分たちの特性を分かち合い、情報交換をする仲になったといわれています。

モーツァルトは記憶力に優れた天才だった

モーツァルトは、小さなころから音楽に非常に興味を示し、父親に作曲を学びました。その才能は早くから認められ、幼少期からイングランドやイタリアなどでコンクールに出場し、賞を受賞することも多かったそうです。しかし、記憶力についても素晴らしい能力を持っていました。彼は、一度聞いた楽曲をすべて暗記し、面白い部分などはすべて自分でアレンジして演奏していました。その瞬間が一度聞けただけで完璧に再現されるため、彼の演奏を聞くと感動します。

シューベルトはお金に全く興味がなかった

シューベルトは、ドイツロマン派の代表的な作曲家の一人で、数多くの世界的な作品を残しました。しかし、彼はお金に全く興味がなかったそうです。彼は、作品を作ること自体に価値を見いだし、心から楽しんでいたそうです。そのため、彼が完成させた楽曲のほとんどは、本人自身が出版しなかったため、彼の亡くなった後、多くの未発表曲が発見されました。