丸い広場について

豆知識

中央に噴水がある丸い広場は、日本で唯一「広場」という言葉が命名された場所です。

1951年に開催された全国都市問題研究会で、広場が都市の緑地・市民公園における重要な役割を果たすことが認められ、広場の恒久的な製作を決定しました。

この広場で行われたあるイベントがきっかけで、日本初のテレビ中継が行われました。1953年9月22日、NHKは28人の男女が参加する「カンチレベン」を中継したのです。カンチレベンとは、東京・汐留から丸の内まで約1kmの距離を、かち上げる「競走」という意味の言葉です。競走と言っても、参加者は全員、茅ケ崎のサーファーだったというから、当時の丸の内サラリーマンたちは大いにびっくりしたことでしょう。

雑学

丸い広場の直径は約30mあります。この大きさを想像するために、バスケットボール1個分の大きさが約24cmだとすると、直径30mの面積はバスケットボール50個分の大きさになります。

丸い広場といえば、マリオカートDSのコース「マリオサーキット」でも登場しました。コース内には、中央の噴水と並んで「広場」の文字が描かれています。

また、映画『電送人間』の中で、主人公の山下清が無人の丸い広場で転がりまわるエピソードがあります。


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