歴史ある地球儀の定番「軸足」について

軸足とは

軸足とは地球儀の底部に付いている支えのことで、古くから地球儀制作に欠かせない定番の部品です。軸足の履歴は古代エジプト時代から始まり、紀元前2世紀にはギリシャの自然学者エラトステネスが地球儀を制作したとされています。

軸足の仕組み

軸足には2つの重要な機能があります。
1つは地球儀を回転させることができる回転軸で、これがなければ地球儀が回転せず、使い勝手が悪くなってしまいます。
もう1つは地球儀を水平に調整することができる水平調整軸で、これがなければ地球儀が傾いてしまい、正確な表示ができなくなってしまいます。

軸足の材料

古代エジプト時代には鉄製が主流でしたが、現代の地球儀の軸足は主に真鍮製です。真鍮は錆びにくく、丈夫で素材として適しているため、地球儀制作においては不可欠な材料といえます。

地球儀の種類による軸足の違い

地球儀には、頂点が北極・南極から離れた底面が平らな「傾斜儀」と、頂点が北極・南極にあたる球体の「万国儀」の2種類があります。そのため、軸足の形状や仕組みも異なります。傾斜儀は単純な回転軸に加え、地球儀を傾けるためのつまみがついており、万国儀は複雑な精密機構を備えた高度な軸足が必要となります。

まとめ

軸足は古代から地球儀制作に欠かせない盤石な部品であり、現代の地球儀にも不可欠な存在です。軸足によって地球儀が正確に表示され、使い勝手が良くなるため、地球儀愛好家からは大切にされています。


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