ラクダの鼻水は病気じゃないって本当？

映画やアニメでよく描かれるラクダの鼻水

ラクダというと、背中に縞模様があるイメージがありますが、もう一つ有名なのが「鼻水を垂らしている」というイメージです。
実際、ラクダの鼻水は映画やアニメなどで頻繁に描かれています。でも、それは本当なのでしょうか。

実は、ラクダの鼻水は病気ではないとされています。
ラクダは熱帯地域や乾燥地帯に生息するため、普段から水分不足に悩まされています。そのため、湿度の低い条件下では鼻の粘膜が乾燥しやすく、鼻水が出やすくなるといわれています。

また、ラクダの鼻水には体温調節の役割もあると考えられています。熱い日中は鼻から熱を逃がして体温を下げ、寒い夜には鼻水が凍って保温するといった働きをしているとされています。

ラクダの鼻水は病気ではなく、乾燥した環境下においては体温調節のために出るものであるとされています。映画やアニメで描かれるラクダの鼻水が本当なのか気になっていた方は、ぜひ参考にしてみてください。