世界最大のパンダ保護区には紫外線殺菌ライトがある

豆知識１：紫外線殺菌ライトの効果

紫外線殺菌ライトは、病原体や細菌などの微生物を殺す効果があります。パンダ保護区でも、紫外線殺菌ライトを使うことで、病気や感染症を予防しています。

世界最大のパンダ保護区は、中国四川省にある「四川大熊猫保護研究センター成都パンダ基地」です。広さはおよそ391エーカー（1エーカーは約4,046平方メートル）あり、100数頭の大熊猫が暮らしています。

パンダ保護区では、大熊猫が暮らす部屋や施設内に紫外線殺菌ライトを設置しています。これにより、繁殖時期などで感染症が広がるリスクを低減することができます。

また、紫外線殺菌ライトは大熊猫の毛並みや餌にも使われています。毛並みには細菌が繁殖しやすいため、その細菌を殺菌するために掃除の際に使用されています。餌についても、紫外線殺菌ライトを使って菌を除去した上で与えられています。

このように、紫外線殺菌ライトは大熊猫の健康を守るために大切な役割を担っています。