世界初の郵便切手のデザインは黒ヒョウ柄だった

豆知識

世界初の郵便切手のデザインは、1840年にイギリスで作られたものです。この切手は、「ペニー・ブラック(Penny Black)」と呼ばれ、額面は1ペニーでした。この切手は、当時広く普及していた乗馬用の黒ヒョウ柄がデザインされていました。また、この切手には「POSTAGE」という文字と、国王であるウィリアム4世の肖像が描かれていました。

雑学

ペニー・ブラックは、世界初の切手であると同時に、世界初の事前納付方式の郵便システムでもありました。それまでの郵便料金の支払いは、受取人が料金を払う「着払い(Cash on Delivery)」が一般的でしたが、ペニー・ブラックの導入により、発送者が事前に料金を支払い、受取人が料金を払うことなく受け取ることができるようになりました。

また、ペニー・ブラックは切手の普及に大きな役割を果たしました。ペニー・ブラックの発行により、郵便料金の安い手紙や書類の送付が広く普及し、人々のコミュニケーションがより活発になりました。現在では、切手は文化的な価値や美術的価値も持つものとなり、切手収集家も多く存在します。

参考:日本郵便


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