宇宙の彼方にある超大質量ブラックホール

豆知識1：超大質量ブラックホールとは

ブラックホールとは、「重力があまりにも強力に働いているために、どんなものも逃げることができなくなっている天体」のこと。そして「超大質量ブラックホール」とは、数百万、数千万、あるいは数十億倍の太陽質量に達する巨大なブラックホールのことを指す。

豆知識2：超大質量ブラックホールの存在

超大質量ブラックホールは、天の川銀河中心部に存在する「Sgr A*」や、M87銀河中心部に存在する「M87*」など、複数の天体で観測されている。

豆知識3：超大質量ブラックホールの驚くべき性質

超大質量ブラックホールは、その重力が強力すぎるため、周りにある物質を飲み込んでいくことが知られています。そのため、周りの物質が「円盤状」になっているという特徴があります。また、超大質量ブラックホールは「時間の概念が捉えられない領域」にあるため、驚くべき時間のゆがみも起こしていると考えられています。

豆知識4：超大質量ブラックホールを研究する「観測」

超大質量ブラックホールを研究するために、宇宙望遠鏡を使って「電波」や「X線」、「可視光線」などを観測することが行われています。これにより、超大質量ブラックホールがどのような環境にあるのか、どのような現象が起こっているのかを解析し、より深く超大質量ブラックホールの性質を理解することができるようになっています。