「空白」とは
空白とは、文字と文字の間に間隔を作るためのスペースのことを指します。英語や他の言語では、単語と単語を分けるために空白がよく使われます。
日本語での「空白」
しかしながら、日本語では空白があまり使われません。日本人は、縦書きをする場合には文字と文字の間に縦の線(「縦書きダッシュ」や「中点」)を用い、横書きをする場合には文字と文字の間に空白を入れずに、行のつながりで単語を判断することが一般的です。
日本語の歴史的背景
これは、日本語が漢字と仮名が混ざった文字体系だったためです。漢字は単語の認識に役立ちますが、仮名は音素(音の単位)を表すために使われているもので、文のつながりに重きを置いていました。つまり、日本語の歴史的背景からくる文化的な要因が影響していると言えます。
まとめ
そのため、日本語には空白が存在しない、と言われています。ただし、現代日本語では外来語やカタカナ語が増え、英語圏と同じように空白を入れることもあるようになってきています。
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