「氷山の90%は水面下にある」という言葉の真偽について

豆知識1:氷山は巨大であることが多い

氷山は、氷河が海に流れ出してできるものです。このため、氷山は氷河の起源の方に比べてかなり巨大なことが多いです。具体的には、高さ100m~既知の最高峰である海抜約152mの山まで存在します。

豆知識2:氷山は形状が複雑である

氷山は、何かに引っかかって崩れた氷河やその他の氷が溶けてできます。そのため、形状が複雑である傾向があるため、氷山がどのように通行するかを正確に予測することは困難であるとも言われています。

豆知識3:氷山の断面積は80%が水面下にあると考えられている

実際に、氷山の大半が水面下にあるというのは正しいです。具体的には、一般に氷山の断面積の80%が水中にあると推定されます。これは、氷山の重力と浮力のバランスに起因する傾向によるものです。水は氷よりも密度が高いため、水面下の氷は水面上の氷よりも多くの体積が必要になります。

豆知識4:氷山が多い地域

氷山が多く発生するのは、主に南極とグリーンランドの2か所です。それらの地域には、氷河の上にある巨大な氷帽子が存在し、これらの氷帽子が地表に崩れ落ちて氷山を形成しています。その他にも、北極海には多くの浮氷(氷山の小型版)が存在します。

したがって、「氷山の90%が水面下にある」という言葉は、事実に基づいた正確な表現です。


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