日本の駅の階段にはなぜ点字がついているのか

点字とは

点字とは、盲導犬や白杖などを使って生活する視覚障害者の方が、周りの情報を得るために利用する文字です。点字は点で表される点字点と横線の組み合わせによって成り立っています。

階段の点字

日本の駅や公共施設の階段には、一般的に点字が施されています。実は、この点字は日本が代表的な鉄道事業者である、JR東日本の発案によるものです。駅の階段に点字を施すことにより、視覚障害者の方でも、階段の段数や高さ、手すりやハンドルの位置を認識できるようになります。

点字の種類

点字には、上り階段に付ける「出し点字」と、下り階段に付ける「つぶし点字」の2種類があります。出し点字は階段の上方に、つぶし点字は階段の下方に施されます。このように階段の上下で点字の種類を変えることにより、視覚障害者の方でも安心して階段を利用することができます。


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