サハラ砂漠は全て砂漠ではありません

豆知識1:石英砂ではない砂が多い

一般的に砂漠と言われると、石英砂でできたイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし、サハラ砂漠には石英砂でできた部分もありますが、実は砂漠全体の3割以下が石英砂でできているとされています。

サハラ砂漠では、化学的な風化作用や風による磨耗などによって、様々な鉱物が砂として混ざり合っています。このため、サハラ砂漠の砂は色や形も様々で、美しい砂漠風景を作り出しています。

豆知識2:サハラ砂漠にはたくさんの動物が生息している

砂漠と聞くと、そこに生物がいることを想像するのは難しいかもしれません。しかし、サハラ砂漠には、カモメやオーストラリアツバメといった鳥類や、キリンやライオンといった陸上哺乳類、トビハゼやウミヘビといった爬虫類など、多くの生物が生息しています。

彼らは、植物の水分や、昼と夜で温度差が激しいことに対応するため、独自の生存戦略を持っています。例えば、フラミンゴは体表温度を低く保つために、足の上に自分の羽を乗せます。

豆知識3:砂の海にイチゴが咲く

サハラ砂漠には、ごくまれに雨が降ります。その雨で砂漠が緑に覆われる現象を、”サハラのオアシス”と呼びます。その中には、極めて珍しい植物が生息しています。

その中でも、代表的なのが”砂の海に咲くイチゴ”という植物です。この植物は、砂漠に生息するキク科の植物で、赤い花と、大小さまざまなイチゴの実が付きます。気温が上がり過ぎないよう、花は砂の下に埋もれています。


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