世界最大の火山はオリンポス山！

火星のオリンポス山

オリンポス山は火星にある、太陽系で最も大きな活火山である。その高さは山頂から地面まで約22キロもあるとされている。

地球の最高峰であるエベレスト山が8,848メートルであるのに対し、オリンポス山は約3倍の高さを持つという驚異的な存在である。

オリンポス山が発見された経緯

火星を調査していたNASAのマーズ・グローバル・サーベイヤーが、1999年にオリンポス山を発見した。当初は単なる膨らみに過ぎなかったが、更なる詳細観測によって、火星上に存在する世界最大の火山であると確認された。

オリンポス山の特徴

オリンポス山は、火星表面の硬い氷層を突き破って噴出した溶岩が積み重なって形成されたと考えられている。また、山頂の周囲には、約640キロもの巨大な断層が存在するという特徴もある。

終わりに

オリンポス山は、火星にしか存在しない、世界最大の活火山である。その存在は、宇宙の奥深くにはまだまだ未知なる驚異が隠されていることを改めて示している。