海の赤い潮とプランクトン

豆知識1. 赤潮とは?

海の表面や沖合に、赤い色をした大量の藻類やバクテリアが存在する現象を「赤潮(せきちょう)」といいます。

赤潮は、通常の海水と比べて、大量の有害物質を放出することがあるため、漁業などに影響を与えることがあります。

雑学2. 赤潮を引き起こすプランクトンはどうやって成長するの?

赤潮を引き起こすプランクトンは、光合成によって栄養を得ます。

太陽光を受けて、プランクトンが養分を作る際には、赤い色素「フィコビリン」が使われます。このフィコビリンが多く含まれるプランクトンは「赤潮プランクトン」と呼ばれており、赤い色をした海の現象を引き起こす原因となるのです。

雑学3. 海の赤潮には、有害な種類とそうでない種類がある

赤潮には、有害な種類とそうでない種類があります。

有害な種類には、発光性のものがあるため、夜に海面を見ると美しい光景を見ることができます。

また、赤潮プランクトンが大量発生すると、風で海岸に漂着することがあるため、その周辺で遊ぶと、空気中の有害な成分が飛散する恐れがあるため、注意が必要です。


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