おはぎと柏餅の違いって？

おはぎとは

おはぎは、小豆あんやきな粉あんをもったもち米を、三角形に成形して練り上げ、その上にきな粉や黒蜜などをかけて食べる和菓子です。おはぎの起源は古代中国で、三国時代に南北朝から中国に渡り、日本の食文化となりました。

柏餅は、同じくあんをもったもち米を、柏の葉で包んで食べる和菓子です。柏餅の起源は、平安時代に貴族たちの間で流行した茶菓子「茶巻き」から派生したと言われています。柏の葉に包まれた柏餅は、色合いや食感が美しく、古くから華やかな祝い事に用いられてきました。

おはぎと柏餅は、共通してもち米とあんを使用した和菓子ですが、違いもあります。まず、形状が異なります。おはぎは三角形、柏餅は柏の葉に包まれた丸い形をしています。また、おはぎはきな粉や黒蜜をかけて食べるのに対し、柏餅は柏の葉に包まれているため、味は素材そのものを楽しむものとなります。

和菓子のおはぎと柏餅には、形状や味、文化的背景など、それぞれ特徴があります。おはぎは三角形になっていて、きな粉や黒蜜などをかけて食べます。一方、柏餅は柏の葉に包まれた丸い形をしており、素材の味を楽しむことができます。