日本の「3年B組金八先生」のヒット曲は「青空はじめてキッスした日に」

豆知識1:歌手の桜田淳子が初めて主演した映画「ハワイの若大将」の主題歌は大ヒット

1973年、フジテレビで放送されたドラマ「3年B組金八先生」は社会現象となり、その劇中歌も多数のヒット曲を生み出しました。その中でも代表的な曲が「青空はじめてキッスした日に」でした。

この曲は、1974年に桜田淳子が主演した映画「ハワイの若大将」の主題歌として起用されたもので、歌詞の中にも「ハワイの太陽が見たい」というフレーズが含まれています。

なお、この映画の主題歌も大ヒットしたことから、桜田淳子は「日本のサンディー・ショウ」という称号を得るに至りました。

豆知識2:歌詞中の「青空」と「キッス」は、実はオリジナルバージョンでは使われていなかった

「青空はじめてキッスした日に」は、もともとは1974年に発売されたアルバム「桜田淳子Twin Best」に収録された曲で、当時は「丘にいこう」というタイトルでした。

この曲が「ハワイの若大将」の主題歌に起用されるにあたり、歌詞の一部が改められました。その中でも大きく変更されたのが、タイトルにもなっている部分の「青空はじめてキッスした日に」というフレーズです。

オリジナルバージョンでは、もともと「黄昏はじめて誓いました」だった歌詞が、「青空はじめて約束した」に変更され、「キッス」という言葉も新たに追加されたのです。

豆知識3:作曲者の筒美京平はプロポーズのシーンをイメージして作曲した

「青空はじめてキッスした日に」の作曲者は、数多くのヒット曲を手掛けた筒美京平さんです。

筒美さんがこの曲を作曲するにあたってイメージしたのは、プロポーズのシーンだったと言われています。この曲が、恋人たちの思い出の一曲として広く親しまれるようになったのも、そのようなコンセプトから生まれたものなのかもしれません。


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