世界一長い川、ナイル川について

豆知識1：ナイル川が流れる国家

ナイル川はアフリカ大陸東部を貫流する川で、南北に長く流れます。その名の通り、エジプトとスーダンを流れていることが一般的に知られていますが、全長約6,700kmにも及ぶため、実は他にも多くの国を通過しています。例えば、ルワンダ、ブルンジ、タンザニア、ケニア、エチオピア、ウガンダなど、計11カ国以上を通過していることが知られています。

豆知識2：ナイル川にちなんだ言葉

ナイル川は古代エジプト文明の発展に深く関わっており、そのために様々な言葉や諺が生まれています。

例えば、「ナイルの恵み」という言葉があります。これは、ナイル川の氾濫によって土地が肥沃になり、農業が発展したことから、生活や文化が豊かになったことを表す言葉です。

また、「ナイルの蛇」という言葉もあります。これは、ナイル川に生息するとされるヘビのことですが、古代エジプトでは、このヘビを神聖な存在として崇める風習がありました。

豆知識3：ナイル川の生態系

ナイル川には、さまざまな生き物が生息しています。

例えば、ナイルワニというワニが存在します。体長は最大でも6mほどになり、人間を襲うこともあるため、危険な存在とされています。

また、ナイル川にはナイルパーチという淡水魚が存在します。この魚は大型の肉食魚で、1mを超える個体も少なくありません。

なお、ナイル川は今でも、河口部近くまで船が通ることができるため、船旅が楽しめるという魅力もあります。